管理部会の紹介

川崎市病院栄養管理部会の紹介

川崎市病院栄養管理部会は（公社）川崎市病院協会から資金の援助を受けている団体です。以前は（社）神奈川県栄養士会における病院栄養士協議会（現医療事業部）の川崎支部とも呼べる組織でしたが、現在は（社）神奈川県栄養士会の公益社団法人の取得を受け、活動内容や組織の見直しを行い、時に協力し活動を行なっています。会員資格は、川崎市内の病院食に携わる栄養士をもって正会員とし、病院長、事務長を特別会員としています。本会は施設単位で加入することが原則となっています。本会は南北に広がる川崎市150万都市の病院勤務栄養士を中心に市内全病院の連携の推進と交流を目標としています。

会長：亀山亜希夫

2021年度川崎市病院栄養管理部会　事業計画

【基本方針】　

栄養管理業務における2020年度の診療報酬の改定では、地域包括ケアシステムの推進、患者にとって重要な情報提供や退院支援、重症化予防の取り組み、さらには医療従事者の負担軽減及び働き方改革の推進への評価の充実、業務の効率化や適正化についても方向性が示された内容となりました。

そして、日本人の食事摂取基準が5年目の改定となり、これまでの生活習慣病予防を推進するため、ナトリウム（食塩相当量）については、成人（18歳以上）の目標量を男性7.5g、女性6.5g/日未満に引き下げるとともに、高齢者のフレイル・低栄養予防については年齢区分の変更、たんぱく質の目標量の変更など、食事摂取基準を利用する専門職等の理解の一助となるよう、目標量のエビデンスレベルを対象栄養素ごとに新たに設定となりました。

このような変化に迅速かつ柔軟に対応していくために、当会では施設間同士の情報共有、情報交換等の連携を図り、顔の見える関係づくりが重要であると考えております。また、栄養士団体への協力では、一層の健康増進・食育の推進と共に、各病態の栄養管理による栄養診断・治療をとおして、地域に貢献することを目指していきたいと考えております。

昨年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、予定していた事業は中止となりましたが、今年度はウェブセミナーなど、新しい様式での事業の開催を積極的に取り入れながら、一層の連携を図っていきたいと考えております。

当会では、①病院栄養管理に関わりのある最新の情報収集を行い、入院患者さんが退院後においても適切な栄養管理が実施できるよう事業推進を行う。②他の医療職との連携、情報交換を図ることにより医療における管理栄養士・栄養士の資質向上と専門性の確立を目指す。③病院栄養士として一般市民へ寄与する事業へ積極的に参加すること。以上を基本方針とします。

４月　総会　（書面評決）

６月　学術研修会「食中毒対策、活動報告」

１０月施設見学会

２月　施設見学・研修会などを予定

　　※　栄養部門のスキルアップ、または、タイムリーな研修会の開催(予定)

　　　※　(公社)川崎市病院協会:学術委員会主催の研修会への共催

　　※　(公社)神奈川県栄養士会:医療事業部会、第3県民事業部会(川崎市栄養士会)への協力

その他事業計画

・特定保健指導の業務推進

・川崎市病院栄養管理部会のホームページの推進

・川崎市管内における、健康福祉事業への協賛

・川崎市管内における、災害時・食中毒発生時等の連携及び対応の推進

・各施設の栄養管理業務、衛生管理対策、危機管理対策、食糧備蓄量などの調査

・栄養部門に係わる、新型コロナウイルス感染症対策の情報収集及び、情報提供

2021年度　役員

会長　　　亀山　亜希夫　川崎市立井田病院

副会長　　安田　美恵子　総合高津中央病院

事務局　　佐藤　恵子　　宮川病院

　　　　　川村　由美　　有馬病院

　　　　　久米　直子　　川崎幸病院

　　　　　宮下　実　　　川崎市立多摩病院

会計　　　森本　千秋　　日本医科大学武蔵小杉病院

　　　　　笹川　真紀　　総合新川橋病院

ホームページ推進　水口　尚子　総合川崎臨港病院

　　　　　惣中　鉄平　　太田総合病院

会計監査　星野　利枝　　川崎協同病院

　　　　　江口　浩之　　帝京大学医学部附属溝口病院

顧問　　　寺嶋　寿介　　元宮川病院

　　　　　桑原　菜穂子　太田総合病院

川崎市病院協会学術委員会委員　　　亀山　亜希夫　川崎市立井田病院

神奈川県栄養士会医療事業部会幹事　亀山　亜希夫　川崎市立井田病院

　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤　三奈子　かわさき記念病院

　　　　　　　　　　　　　　　　　水口　尚子　総合川崎臨港病院

神奈川県栄養士会川崎支部役員　　　小野　玲子　川崎市立川崎病院

　　　　　　　　　　　　　　　　　岸本　朋子　日本鋼管病院